総務広報委員会
■平成26年度事業報告
@緑化ボランティア活動事業の実施
 樹木調査ボランティア
  実施日 平成27年3月28日
  場  所 県庁敷地内
  内  容 敷地内の樹木調査(腐朽木等)ボランティア活動を実施。
        参加者27名
A経営セミナーの開催
 実施日 平成27年1月31日、2月12日、3月28日
  場 所  熊本テルサ
  内 容  経営状況の改善や業務の効率化を図り、従業員の賃金上昇等の処遇改善を図る
       セミナーを開催。(県から受託事業)
B経営コンサルティング事業
  実施日 平成27年1月〜3月
  内  容  経営状況の改善や業務の効率化を図り、従業員の賃金上昇等の処遇改善を図る
        ための経営コンサルティングを実施。
        (会員3社)(県から受託事業)
C造園施工管理技術検定試験受験対策講習会の開催
  実施日 平成26年10月29日、30日、31日 
  場 所  協会会議室
  内 容  1級・2級造園施工管理技術検定試験の資格取得に向けてた受験対策研修会を実施。     
        (受講者24名)(県から受託事業)
D厄入り厄晴れの会
  実施日 平成26年7月5日
  場 所  割烹 火の国
  内 容  厄入り4名、厄晴れ5名を協会有志34名でお祝いした。
E賛助会員
 ・賛助会員を増やすため協議を行った。(平成26年度1社入会)

■平成22年度事業報告
@講演会等の開催
 2011新春ランドスケープ鼎談「水の都とビオトープ」
 平成23年1月28日(金)、熊本県立大学にて開催
 熊本県立大学主催、当協会後援。日本大学生物資源科学部の勝野武彦教授による基調講演「生物多様性とビオトープ:水の都に期待すること」に続いて、環境省九州地方環境事務所の神田修二所長を加え、同大学の蓑茂壽太郎理事長をコーディネーターとして、「水の都・熊本とビオトープの整備・管理」をテーマに鼎談を開催。会員58名参加。
 造園CPD認定プログラム[単位]2.5
A緑化ボランティア活動
 ウォーターレタスとゴミ一掃ボランティア
 平成22年5月30日(日)、水前寺江津湖公園下江津湖周辺にて実施。
 地域住民、公園利用者と一緒に公園内のウォーターレタス除去と下江津湖周辺の清掃活動を実施。会員45名参加。
B厄入り・厄晴れの会開催
 平成23年7月3日(土)、青柳にて厄入り1名、厄晴れ2名を協会有志24名でお祝いした。
C情報化推進関係の研修会
 平成22年9月11日(土)、協会1F会議室にて、積算ソフト「GaiaRX」の体験研修会を技術調査委員会と合同で開催。会員8名参加。 積算業務の現状と積算ソフトの操作体験
 
造園CPD認定プログラム[単位]2

■平成21年度事業報告&収支決算
 ・平成21年度事業報告
 ・平成21年度収支決算

■平成21年度事業報告
@講演会等の開催
(1)「総合評価方式入札」の説明会
 平成21年11月5日(木)、協会2F会議室にて開催
 入札制度が指名競争から総合評価方式や一般競争入札に移行していく状況にある中で、この制度について会員の理解を深めるために、熊本県土木部土木技術管理室 田尻雅裕課長補佐を講師にお迎えして「総合評価方式」の説明会を開催。会員40名が参加。
 
造園CPD認定プログラム[単位]

(2)2010新春ランドスケープ鼎談「森の都の州都とするために」
 平成22年1月8日(金)、熊本県立大学にて開催
 熊本県立大学主催、当協会後援。明治大学農学部の輿水肇教授による基調講演「緑の屋根と壁から挑む、もう一つの森の都」に続いて、熊本県立大学の蓑茂寿太郎理事長、九州芸術工科大学の杉本正美名誉教授を交えた日本を代表するランドスケープ研究者3名による鼎談を開催。都市景観の面から州都の条件について議論が行われた。会員63名参加。
 造園CPD認定プログラム[単位]2.5

(3)講演会「働きやすい環境づくり 〜思いやりを言葉や態度で表現しましょう〜」
 平成22年2月6日(土)、熊本テルサにて開催
 熊本県人事課および熊本県教育長のハラスメント外部相談員を務められている川内えり労務管理事務所 川内恵理代表を講師にお迎えして、働きやすい環境づくりについて、ハラスメント行為が組織に与える影響やその防止・対策についての講演会を開催。会員34名参加。
 
A緑化ボランティア活動
(1)八丁馬場剪定ボランティア
 平成21年6月14日(日)、八丁馬場(健軍神社参道)にて実施
 健軍神社の参道は、大きな杉並木をつなぐようにしてツツジが植えられているが、枝葉が伸びると見通しが悪くなり、交通事故や犯罪の温床となる恐れがあるため「八丁馬場を良くする会」の要請に応えてボランティアを実施。当協会会員30名が地域住民等約200名と協力して、低木の剪定、花壇の手入れを行なった。昨年に引き続き2回目。

(2)中山間地域フォーラムin熊本に関するボランティア
 平成21年10月7日(水)、熊本県立大学周辺にて実施
 「中山間地域フォーラムin熊本」が熊本県立大学で開催されるのを前に会員の資質向上にとっても有益な全国規模のフォーラムへの協力と美しい沿道景観づくりを目的に同大学周辺で沿道のサツキ等の剪定ボランティアを実施。会員37名が協力。

B厄入り・厄晴れの会開催
 平成21年7月28日(火)、熊本テルサにて厄入り2名、厄晴れ1名を協会有志27名でお祝いした。
C協会研修旅行の実施
 平成21年11月14日(土)〜15日(日)
 会員相互の親睦を図ることを目的として「九州七大紅葉めぐりと九重”夢”の大吊橋」2日間の旅を実施。会員24名参加。

D情報化推進関係の研修会
 平成21年9月5日(土)、協会1F会議室にて、積算ソフト「GaiaRX」体験研修会を開催。
 当協会で平成16年10月より導入している土木工事積算システム「GaiaRX」をより活用していただくために、操作方法・工事積算単価の出力の要領等について研修会を開催。会員8名参加。

E熊本県庁1Fエレベーターホールに広告を掲載
 広報活動の一環として、平成21年6月1日より熊本県庁行政棟1Fエレベーターホールにポスターの掲示を開始。「軌道敷内緑化の効果について」や「屋上緑化と壁面緑化の推進」、講演会・公園イベントの案内等を掲示した。

F「緑・花試験ファイナル」熊本会場の運営開催
 平成21年11月8日、熊本学園大学にて開催。
 当協会では、財団法人公園緑地管理財団が主催する「緑・花 試験」の趣旨に賛同し、地元の緑の普及・啓発に寄与することを目的に試験運営に協力した。ファイナルを迎える今年、試験は全国41会場にて実施。熊本会場の受験申込者は29名。当日は26名出席。



■平成20年度事業報告

講習会関係
@熊本県立大学公開講演会「オープンシンポジウム 市民と公園・公園と管理」
 平成2043日、熊本県立大学大講義室にて開催
 参加者:各自治体担当者、公園愛護会、当協会会員等 約280
基調講演
「公園の利用と管理、世界の中の日本」 東京農業大学 金子忠一教授
「国営公園を舞台とした公園の利用と管理」公園緑地管理財団 新井安男企画業務部長
「指定管理者制度がもたらした公園管理の進化」日比谷アメニス  伊藤幸男常務

 講演後は、熊本県立大学の荒木昭次郎教授や熊本県土木部の田中誠主幹らを交えてパネルディスカッションも開かれた。 
 造園CPD認定プログラム[単位]


A平成20年度特別講座「やさしく学ぶ 景観まちづくり」開催
 講師:蓑茂壽太郎氏(日本造園学会会長、熊本県立大学理事長)
 平成201120日、熊本県立大学にて開催。
 参加者:緑化関係者、会員等62
 特別講座は会員企業のスキルアップを目的に昨年度から始めたもので、今回は景観づくりや公園緑地に関する近年の動向、将来の展望などをご講演いただいた。
 造園CPD認定プログラム[単位]1.5

B新春鼎談「環境時代の造園力」開催
 平成2119日、熊本県立大学にて開催。
 参加者:行政・緑化関係者、学生、会員等 約70
 パネリストに九州芸術工科大学・神戸芸術工科大学名誉教授 杉本正美先生、熊本県立大学環境共生学部教授 中島熙八郎先生、コーディネーターに熊本県立大学理事長 蓑茂壽太郎先生をお迎えして、造園力の知恵と工夫、造園業界の今後の展望について意見が交わされた。
 造園CPD認定プログラム[単位]



【ボランティア関係】
@八丁馬場の剪定ボランティア実施
 平成2068日、八丁馬場(健軍神社参道)においてツツジ等の剪定作業を実施
 参加者:「八丁馬場を良くする会」会員、地域住民、当協会会員等 約350
 八丁馬場ではツツジが伸びて見通しが悪くなってきたのが原因で不審者の出没などが問題になっており、当協会の剪定ボランティアに地域の方も大変喜んでいただいた。

A江津湖芭蕉園ボランティア実施
 平成20712日、水前寺江津湖公園芭蕉園にてバショウの間引き伐採を実施
 参加者:会員41
 芭蕉園は全国的にも珍しいバショウの群生地で、水辺に数千本が茂っている。バショウが密生し過ぎて生育に悪影響を及ぼしているほか、景観も悪化していた。当協会では、熊本の名所復活のために2003年からボランティアで取り組んできて今回で6回目となる。

B「江津湖の自然を守ろう!」ボランティア実施
 平成20118日、水前寺江津湖公園下江津湖周辺にてゴミ拾い及びウォーターレタスの駆除のボランティア実施
 参加者:一般、会員等67
 下江津湖周辺には、毎年カモなどの冬鳥たちがたくさん飛来するが、多くのゴミや釣り糸が捨てられたり外来種であるウォーターレタスが湖面や広木公園内の池や水路を覆ったりして環境が悪化し、鳥等の動植物に悪影響を与えている。江津湖の自然を保全し、環境をよくするために地域住民等と共にボランティアを実施。今回で2回目。



【情報化推進関係】
@積算ソフト『Gaia RX』体験研修会開催
 平成2096日、協会会議室にて開催
 参加者:8



創立20周年記念事業
@記念式典の開催
 
平成20年10月24日、メルパルク熊本にて開催

A創立20周年記念講演会「みどりとの出逢いと愉しみ 〜花・樹・土からの贈りもの〜」
 講師:松田輝雄キャスター(元NHKエグゼグティブアナウンサー・樹木医)
 参加者:行政・関係団体関係者、一般、会員等182
 造園CPD認定プログラム[単位]1.5

B祝賀会の開催

C記念植樹の実施

植樹月日 植樹場所 樹種 本数 目的
H21.3.14 水前寺江津湖公園広木地区 ラクウショウ 3本 緑陰創り
H21.3.3 大津町立大津北中学校 クロマツ、ケヤキ 2本 学校緑化
H21.3.3 宇城市岡岳公園 モミジ 1本 公園緑化
H21.2.24 八代市万葉の里公園 クロマツ 1本 公園緑化
H21.3.7 天草市リップルランド公園 ビロウ 3本 沿道緑化

D記念誌の発行

 記念式典、記念行事及び協会の歩みについて掲載






■協会研修旅行  〜人吉 鹿児島の巨樹・巨木巡り〜
◆田口のイチョウ                 平成19年9月14日(金)〜15日(土)
 この『田口のイチョウ』は古くから地域住民の心象風景となっている巨樹である。樹齢は450年以上で500年に近いのではないかと推測される。ダム建設による水没地内にあるこの貴重木を保存するため、2004年2月、国土交通省から当協会に樹木調査の依頼があった。同年11月に当協会は「移植できる可能性が高い」と調査報告をし、12月に同省は国の負担で移植に取り組むことを決定。2005年1月〜3月に移植の前作業として、根廻し工事他を完了し、現在も当協会が定期的に観察調査を行なっている。 
移植が無事成功し、村民の希望通り『田口のイチョウ』が末永く保存されることを願っている。

住所:球磨郡五木村水没地内


根回りの様子を観察する参加者

◆人吉城址 ムクノキ・エノキ

 小京都とも呼ばれる人吉の町。町の真中を流れる球磨川のほとりに「人吉城址」がある。別名「繊月城」といわれる人吉城は、天守閣が無くて派手さはないが、水の手門の正面にある「武者返し」と呼ばれる石垣が上の方で反り返り敵の侵入を防ぐようになっていて実に上手く出来た山城である。
 球磨川沿いに立っているムクノキ・エノキ郡が今回の見学地となっている。ここでは、ケヤキ・ムクノキ・エノキの見分け方の資料をもとに、実際の葉を見ながらそれぞれの特徴・違いについて興味深い説明を受けた。


◆蒲生の大楠


 蒲生の大楠は、環境庁が1991年に実施した「巨樹・巨木林」調査で正真正銘日本一に認定され、その幹周りは24m以上と言われている。空高く伸びた大きな幹を支えて、どっしりとした根がしっかりと大地をつかんでおり、「となりのトトロ」の大木のモデルになったとの未確認のウワサもあるようだ。参加者からもその大きさに感嘆の声が上がっていた。
 ここでは、鹿児島の樹木医佐伯氏、室園氏から大楠への治療の経緯などについて説明が行なわれた。

住所
鹿児島県姶良郡蒲生町上久徳2259
    蒲生八幡神社内


※蒲生の大楠については、ホームページトピックスの記事でも紹介している。
◆鹿児島中央駅前軌道敷内緑化研修会

 鹿児島市役所公園緑化課 前村格治氏を講師として『路面電車軌道敷内の緑化の取り組みについて』研修会を行なった。鹿児島市では、電車利用者のアンケート結果やアスファルト面と芝面の温度調査の測定結果をふまえて、今後鹿児島駅まで施工を延長する予定である。
熊本に於いても、4年後に迫った九州新幹線開通に合せて駅前再開発が計画されている。今後、当協会としても軌道敷内緑化の提案を行なう方針である。



 <ライトアップ>
鹿児島市の『ファンタスティックイルミネーション推進事業』の一環として軌道敷のライトアップが行なわれている。


◆福山のイチョウ

 宮浦神社の拝殿の左右にはイチョウの巨木が2本立っている。このイチョウは向かい合う姿で仲良く立っており『夫婦イチョウ』と呼ばれている。樹齢は1000年を超える鹿児島県一番のイチョウの巨木であり、県指定天然記念物になっている。夫婦イチョウといわれるイチョウだが、私たちが見学したときには左右両方の木から銀杏の実が落ちていたので、おそらくどちらも雌のイチョウではないだろうか。
初冬になると落葉で境内が黄色のじゅうたんを敷きつめたように美しいだろうと想像できる。

住所:霧島市福山2437 宮浦神社内


◆向田七社神社のイチイガシ


 このイチイガシは樹齢ははっきりしていないが、根回り14.8m、木の高さ約30mで人の胸の高さの樹の周りは6.4mの大木で、霧島市の市指定天然記念物になっている。ここでは、樫類の中でも材質が良いから一位の名がついたと言う、一位樫(イチイガシ)の名前の由来などについて説明が行なわれた。

住所:霧島市霧島川北 向田七社神社内




◆霧島神宮

 霧島神宮内に立つ御神木の杉は樹齢約800年と推定され、南九州の杉の祖先とも言われている。樹高35m、幹周7.3mほどある。
 いまから約140年前、慶応2年に坂本龍馬と妻おりょうが薩摩を訪れ、これが日本最初の新婚旅行と言われているのは有名な話だ。その際に霧島神宮にも参拝し、龍馬もこの杉を見上げたのだろう。


◆研修旅行を終えて
 今回の研修旅行は、会員相互の親睦を図り技術的な視野を広げることを目的に、初めての試みとして総務広報委員会で企画から各見学地や移動のバスでの案内役までを務めた。鹿児島の樹木医や鹿児島市役所にもご協力いただいて研修の目的を果たすことができ感謝している。今回の研修旅行で得た知識等を参加者各自が今後の活動の中で役立てていければと思う。








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